銭湯いこにVol.29「白塚さくら湯リベンジ編」

投稿日: 2013年06月14日(金)06:49

001
写真:写真師マツバラ(松原 豊)  文:ケロリン桶太郎

サルシカ銭湯企画も久々で昨年11月の銭湯落語以来なのです。
なのに・・・ハナっからお断りしておきますが今回は隊長の裸は出てきません。
隊長ファンの皆様、本当に申し訳ございません。

003

ということで今回は中学の同級生コンビ、写真師松原豊と銭湯企画リーダーのケロリン永瀬のプチ企画。
しかもこのコンビは一身田中学の同級生。
お邪魔するのはフィッシャーマンのソウルタウン白塚。
二人にとってはなんかめっさ地元やじょ〜!なわけであります。

白塚といえば銭湯企画の草創期、旭温泉にお邪魔しておばちゃんの仕事ぶりを見せていただいたわけです。
※もちろん旭温泉さんは健在です!

その取材のとき旭温泉にお邪魔する前、今どき怪しい勧誘や寝具のセールスマンでもなかなかやらへん飛び込み突撃訪問取材に快く応じてくださったのが今日の目的銭湯さくら温泉なわけです。

>>その時の様子はこちら!

やからみんなでさくら湯に行くじょ〜!とさくら湯メインの銭湯企画でお邪魔したのに、そのときは台風で煙突が折れて臨時休業。

>>その時の様子はこちら!

なのになのに!リベンジを切望する隊長の気持ちを無視するかのごとく今日はプチ企画で二人の訪問となりました。

004

津市白塚町。私の中学生時代はやたら気性の荒いお兄様方(にいやん)が狭い路地を肩で風を切るように闊歩していた漁師町。
そんな白塚も奥まった路地にあった駄菓子屋もうどん屋も店をやめて久しい状況です。

005

さくら湯さんがお留守のようでしたので、二人でぶらぶら街歩き。
睨みを利かせる猫。
通り過ぎるまで目をそらそうとしません。
奇祭やぶねりの八雲神社にお参りしてさくら湯さんに戻ってみるとちょうどおかみさんが戻られたところでした。

実は前回に続き今回も実はノーアポ。
なのにまたしても快くご了解くださり本当にありがとうございました。

006

さくら湯
津市白塚町5114
16:45〜22:30
水曜日お休み
右斜めの向かいに駐車場あり

007
おかみさん江藤純子さん おかみさんの義姉 菅野公恵さん

008

お仕事のあるご主人が空いた時間に薪をチェンソーや丸ノコでカットし、おかみさんが湯を沸かす。
おかみさんが台所仕事のある時間帯は義姉さんが番台も守る。
こうやってずーっと営業されてきました。ご主人が定年したこれからもそれは続くのです。
おかみさんは「言うのも恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべながら一日のお客さんの数を教えてくれました。
それでも台風で煙突が壊れたら修理し、翌年の台風で玄関の扉が壊れたらまたまた直し、読めなかった屋号もキレイに直して。

ここからは三重県の中でもトップクラスのレトロ銭湯をキャプションを入れない写真師の作品でお楽しみいただきます。

009

010

011

012

013

014

015

写真を見終えたあとはぜひ愛すべき漁師町白塚の小さな小さな銭湯にお出かけください。

016